
世界は、きっと…
崩れゆく仮想世界。そこでは、自らがプログラムとして作られた存在であることを知った者たちが、世界を侵食する「バグ」に怯えながら生きていた。
そんな世界を彷徨う「少女」は、バグに唯一対抗できる銃を所持する「旅人」と出会う。彼らはバグとの闘争の中で、作り物の世界でそれでも生きる意味を探し続ける。
そして世界の終焉が迫る中、少女は一つの「祈り」に触れた―。
Dust of the Simulacrum

ファンタジア国際映画祭「今敏賞」ノミネートBlender 5.2 LTS 公式ショーリール選出
新人映像作家、三縁エイトが卒業制作をもとに
"ほぼ一人"で映像を作り上げた
新世代の自主制作アニメ映画
『砂塵ノ中デ』は、監督・三縁エイト自身の卒業制作を原点としながら、卒業後に就職、退職を経て、ほぼ一人で二年半以上制作を続けた末、完成した。
そんな本作品では、崩れゆく仮想世界に取り残された存在たちが「自らがプログラムである」という現実と「それでも存在の意味を信じたい」という想いの狭間で揺れ動く。
それは、社会が決める価値と、自分が信じたいものの間で、進路や仕事、生き方を選び続ける私たち自身の姿でもあり、作品を作り続けた監督自身の歩みでもあった。
「社会に決められた価値観」と「自分が信じたい想い」両者は相容れないもので、どちらか一方に答えを求めれば、もう戻れないのかもしれない。 だからこそ、その狭間で迷いながら進み続けることを諦めないでいてほしい。そんな願いがこの作品に残されている。

世界は、きっと…
崩れゆく仮想世界。そこでは、自らがプログラムとして作られた存在であることを知った者たちが、世界を侵食する「バグ」に怯えながら生きていた。
そんな世界を彷徨う「少女」は、バグに唯一対抗できる銃を所持する「旅人」と出会う。彼らはバグとの闘争の中で、作り物の世界でそれでも生きる意味を探し続ける。
そして世界の終焉が迫る中、少女は一つの「祈り」に触れた―。

残された祈り。
『砂塵ノ中デ』は、「数学的な仮想世界」を3DCGによって描くSFアニメーションです。データとして生成された空虚な存在に、それでも生きる意味は宿るのか―
冷たい幾何学で構成された身体から、確かに感情が立ち上がる瞬間を描けたなら、アルゴリズムに存在が還元されつつある現代でも、私達が抱く感情や願いが、確かにそこにあると信じられるはず…
そして何より、夢や目標の前で戸惑う人々が、暴風のように情報が吹き荒れるこれからの時代の中でも、進み続けられていて欲しい。

Direcotr
監督・企画・脚本:三縁エイト
Sound Department
音響監督:前出嶺
副音響監督:村田咲希 倉本浩貴
音響効果: 中村格之進 あべも
劇伴:与那覇匠朗 梅木廉 一ノ瀬愛 森大悟
劇伴MIX:後藤志穏 山田侑芽
フォーリー補佐:永戸達也
音声編集: 名和駿斗
スペシャルサンクス: 小野木僚大
Cast
名前のない少女:中野ゆうな
旅人:秋山泰聖
Animation Department
制作:三縁エイト
アニメーター:小笠原健人 山裡 渕
背景デザイン:椿春雨
Producers
プロデューサー:工藤りか 星川まな
スペシャルサンクス:竜崎彩威
三縁エイト
Eit Mitsufuchi
Director
1998年東京生まれ。2023年専門学校を卒業後、ゲーム会社にコンセプトアーティスト兼背景モデラーとして入社。その後同社を退職し、卒業制作をもとにした『砂塵ノ中デ』の制作を行いつつ、CGクリエイターとしてフリーランスで活動。